お知らせ
2026.02.05
境内の梅古木
寺務所前に梅の古木があります。伯父曰く、元首里市長宅から譲り受け、樹齢百年になるそうです。毎年、この時期に甘い香りと白い花を咲かせ、寺務所に爽やかな春の訪れを感じさせてくれます。
沖縄では、この時期の花と言えば桜ですので、お寺の梅を見た人が、「さ、桜ですか???」と自信なさそうに問合せされます。「いえ、梅です」とお答えすると、「初めて見ました。」という様な会話が続きます。
その様に珍しい梅にまつわる話ですが、名護市源河の大湿帯地区の梅林に行ってきました。以前から綺麗だと知っていたのですが、やっと行くことが出来ました。やはり、お寺の1本だけと違い、たくさんの木が群生しているので、香りがとても素晴らしかったです。甘く爽やかで、何度も深呼吸してしまいました。一面白の世界も上品でした。
今でこそ、「花と言えば桜。桜は日本人の心!」など
と親しまれていますが、実は万葉の時代は、その地位
は梅でした。この時代、文化の先進国である中国大陸
では梅が高貴な花として君臨していました。また、寒い冬が終わり暖かい春の訪れと共に開花すると言うタイミングが良く、万葉集で一番歌われる花は梅で百種以上、桜は五十程度と言う人気でした。そう言えば、平安初期に活躍した菅原道真公も梅が大好きでしたね。
ちょうど今、境内の梅のつぼみが開花しそうですので、お時間ありましたら、参拝後に梅花鑑賞は如何ですか?

