お知らせ
2026.04.02
墓終い
霊園開業から五年が経ちました。霊園事業の当事者になってみて、驚いたことが墓終いの増加です。
墓を取り巻く環境は厳しさを増す一方です。先ず後継者の先細り。少子化に加え、県外で生活する事も普通になりました。次に維持管理の煩雑さ。墓の草刈りは必須ですが、それを担う若い人がいない。更に墓は山中や人里離れた所にある為、参拝が困難。足腰が悪い年配者には重労働です。そして、沖縄特有の問題が個人所有です。全ての責任を自分で持たなければいけません。ちなみに相続放棄は出来ません。つまり、拒否は出来ません。
これらの要因が絡み合い、「墓を閉める」という流れになっています。その後は、永代供養や管理型霊園に移転がほとんどです。
ここで一つ注意があります。墓終いは、遺骨の引っ越しだけでなく、墓本体の解体工事も必要ということです。沖縄の墓は、他県に比べて巨大です。そのため、費用も高額になります。先日、行った親族の墓終い費用は二百万円以上でした。建立する時に解体する事まで考える人はいません。また、先祖が眠る墓を終了させることは、精神的にもかなりのエネルギーが必要です。
大変なことだらけですが、当寺では各専門業者との連携体制を整えていますので、墓終いを検討されている方は、どうぞご一報ください。急ぎの方だけでなく、将来の終活対策と考えている方にも今から出来る準備や心構えなどアドバイスしています。

