お知らせ
2025.07.02
六郷満山仏教文化
毎年恒例の団参に、本年は大分県国東半島を選びました。
目的は磨崖仏(まがいぶつ)! 岩壁に仏様の彫刻がなされ、日本離れした景色が拝めると聞き、一路、福岡空港からレンタカーで二時間余り走りました。
先ずは、宇佐神宮参拝。こちらの神宮が磨崖仏や
国東半島に大きく影響をしています。と言うのも、
宇佐神宮は神仏習合発祥の地です。神仏習合とは、
神道の神様と仏教の仏様は同体であると言う日本
独自の概念です。当寺も隣接する普天満宮と神仏習合の関係にあります。その影響で、宇佐神宮の発展に伴い、寺院が増え、仏教文化が浸透していくと言う循環になりました。
次に国東半島や臼杵市の寺院や磨崖仏を巡りました。国東は深山幽谷の地。現代は簡単に周遊出来ますが、千年以上も前の人にとっては、大変な事です。その地にあれほどの磨崖仏を造り、寺院を建立するとは、先人の信仰心に感動しました。
また、大分県は自称「おんせん県」。宿の
温泉は、山道を歩き疲れた身体に最高の心地
良さでした。更に別府温泉にも立ち寄り、
伝統の蒸し風呂も体験。サウナとは違う
スタイルに緊張しながらも、程よい発汗作用で身体が軽くなりました。
今回もたくさんの方にご参加頂きました。楽しかったです。ありがとうございました。また、来年!

